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Ex〔飼育種〕の最近のブログ記事

ブログ放置から早1ヶ月。((((;゚Д゚)))
怒濤の27連勤終了。前の休みが確か11月25日だったような…_| ̄|○アホダ
体はキツイですが,やりたい事をやらせて貰ってるので不平不満はあまり無いです。(念のため)

先日,常務より打診があり年明けたら月1回の東京出張…(日帰り)
取り敢えず出来る事は全部やります♪

んで…
前々からやってみたいと思ってた事を遂に実行。
ヨメナシトの大反対を押し切って「はむ」購入。
2週間程前から事務所で飼ってたんですが,私が休むので連れて帰りました。

ようこそ!我が家へ

ジャンガリアンハムスター ブルーサファイア♂
名前は…



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まだありません。



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はむ飼うなら「土飼い」って決めてたんで,マニア印のブンブン入れてたキュービーにセッティング。



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こんだけ土入れると,殆ど昼間姿を見ることはありません。(夜行性なので)
2週間水替えとエサしかやってませんがニオイも全然無くメンテナンス超らくです。(オススメ♪)

書くこといっぱいあるんですが…頭の整理がつかないので又後で。

アホロートル〔Yahoo!

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学名:Ambystoma mexicanum
英名:Axolotl
和名:メキシコサラマンダー
生息地:メキシコ
体長:15.0~45.0cm

ウーパールーパーの名前で一躍有名になった種。
本種は幼生の形態を残したまま成熟する(幼形成熟:ネオテニー)個体が多いことで有名。

実は変態する事を知らない人も多い。>>>私も知らなかった。
変態後を見たい方はコチラ
低温で飼育する事。17~18℃。

エサは市販の固形フードでOK。
私はテトラモンスター(底棲肉食魚フード)を与えてます。

愛らしい顔と裏腹に小赤(金魚)などを捕食する姿は…

〔品種〕
・アルビノ:体色は白く,目が赤い。
・ゴールデン:黄色。
・マーブル:灰色に暗色の斑点や斑紋が入る。
・ブラック:黒い。
・リューシスティック(ホワイト):体色は白く,目が黒い。

P1290748.jpg


私が買ったのはリューシスティック?
飼育開始です。

2♂・3♀

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 新年会でTOSHIさんより頂いた。

 台湾省高雄県六亀山産 CB-F1
 シェンクリングオオクワガタ

 のニョロを菌糸ブロックに投入。
 3ヶ月余りプリカで放置。_| ̄|○

 2♂・3♀のベストバランス?でした。○┓ペコ

 GLOBALのWish Kブロックに2♂1♀と2♀に分けて投入。
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 今日,GLOBALでブロック2個買って来たので,コバシャ(中)と(小)に適当にぶち込んで…
 そのままニョロ投入!

 BE-KUWA最新号もやぁぁぁぁぁ~っと手に入れました。(*^^*)
 父さんの執筆記事も拝見致しました。

<写真準備中>
学名:Dorcus titanus palawanicus
生息地:パラワン
体長:42.0~111.3mm

 最大110mmを超える超巨大ヒラタクワガタ。
 ムシキングやクワガタ相撲でおなじみの種なので特に説明不要?
 とにかく…

 デっカぁぁぁぁぁ~イ

 幼虫はマットよりも菌糸ビンが適している気がする。
 丈夫なので飼育は容易。
 ヒラタ全般に言えることだがカップリングの際の「♀殺し」だけは要注意!

 ホントに凶暴な子。

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学名:Mesotopus tarandus
生息地:アフリカ中~西部
体長:39.0~91.5mm

 アフリカ最大のクワガタムシ。
 黒光りした漆塗りの様なブラックのボディと,バイブレーションが有名な…

 エナメルブラックブルブルくん

 一昔前は飼育者を悩ませた本種も,今は霊芝材,人工カワラ材,カワラ菌糸ビンなどを使って多くの方が採卵に成功している。
 幼虫飼育にはカワラ菌糸が適している。

 う~ん…いつかはσ(゚∀゚ ∬ワタシも。

<写真準備中>
学名:Eduicella smishi
生息地:ザイール(コンゴ)・ウガンダ・ケニア・ルワンダ・ブルンジ・マラウイ・ジンバブエ
体長:25.0~42.0mm

 光沢のある緑色の頭部に黄色~茶褐色の上翅。
 ♂は国産カブトの様な頭角を持っておりかなりインパクトあり。
 14亜種に分けられているようですが,飼育大図鑑によると分類は不明瞭。
 ん~…分からん?

<写真準備中>
学名:Prosopocoilus dissimilis dissimilis
生息地:奄美諸島
体長:22.0~79.0mm

 国産ノコギリクワガタの最大種

 太い大アゴと漆黒のボディは非常に力強く迫力満点。
 リュウキュウノコギリクワガタの原名亜種。トクノシマ・トカラの原点?と言える存在。
 世界に誇る国産ノコの最高峰?
 飼育は成虫・幼虫共,本土ノコと同じ?

<写真準備中>
学名:Prosopocoilus forceps
生息地:マレー半島,スマトラ・ボルネオ・ラウト島,セブク島
体長:22.9~49.2mm

 真ん中で括れた可愛い大アゴを持つノコギリクワガタ。
 写真で見る限り,アフリカ産のナタールノコ等に酷似している。
 飼育は容易で幼虫は菌糸ビン・発酵マットのどちらでもOK。

パラレルスネブト〔Yahoo!

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<写真準備中>
学名:Aegus parallelus
生息地:ミャンマー南部,マレー半島,スマトラ・ニアス・ビリトン・ジャワ島・ボルネオ南部
体長:21.2~54.9mm

 体長50mmをオーバーする大型のネブトクワガタ。
 飼育大図鑑によると採卵にはややクセがあり難しい。

 ただし成功例ではミニケースで100卵など当たれば爆産する。

 ミニケースにアンテマットでOKという報告もあり。
 その他詳細不明。

ゴロファ・エアクス〔Yahoo!

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<写真準備中>
学名:Golofa eacus
生息地:南米コロンビア・ボリビア
体長:??.?~60.0mm

 和名「ヒメノコギリタテヅノカブト」。
 タテヅノカブト属は高地性のため飼育温度は成虫・幼虫共「低め」が望ましい?
 胸角が真上に伸びるため標本箱に入らずコレクター泣かせな一面も。
 中央~南アメリカに約25種が生息。〔飼育大図鑑より〕
 本種の詳細は不明です。
 詳しくは【ココ

P1190658.jpg
学名:Hexarthrius rhinoceros
生息地:スマトラ(東南アジア) 他
体長:46.0~92.0mm

 マンディブラリスフタマタクワガタに酷似するが突き出たハンマーの様な『頭盾』が特徴的なクワガタ。
 ただし♀の同定は困難なため,取れたニョロから違うモノが羽化することも…((((;゚Д゚)))
 ♂は非常に迫力があり攻撃的で俊敏。
 おそらく♀殺しもありうるためカップリングには注意が必要。
 マンディブと同じであれば,「材表面」を囓って産卵。
 ♀で半年,♂は9ヶ月前後で羽化する。

<写真準備中>
学名:Aegus grandis
生息地:フィジー諸島・ビチレブ島
体長:28.0~56.0mm

 暑さにも強く飼育も簡単なずんぐり体型のネブトクワガタ。
 クーランについで大型になるらしい…
 しかし人工飼育下で『長歯型』を出すのはかなり困難な種のようです。
 長歯型目指して飼育してみるのも面白いかもしれません。

<写真準備中>
学名:Prosopocoilus bruijni
生息地:サンギール諸島・タフランダン島・スラウェシ,ペレン島
体長:15.6~48.2mm

 上翅が茶褐色の美しい小型ノコギリ。
 現在,4亜種に分類されている。
 飼育大図鑑によると飼育温度は23~28℃で♀は産卵木・マット両方に産卵する。
 飼育は容易?

パリーオオクワガタ〔Yahoo!

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学名:Dorcus ritsemae
生息地:タイ・マレー半島・スマトラ・ボルネオ・ジャワ・フィリピン・スラウェシ
体長:28.2~79.0mm

 飼育大図鑑によると,浸透している和名『パリーオオクワガタ』はネパールコクワと二次ホモニムの関係になるため最近では『リトセマオオクワガタ(リツセマオオクワガタ)』が使われています。
 オオクワガタとは近縁にあたり,産地によりオオアゴ形状が大きく変化。
 現在は7亜種に分類。
 飼育は容易だとか…

デタニヒラタ〔Yahoo!

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<写真準備中>
学名:Dorcus Detanii
生息地:スラ諸島 他
体長:27.0~54.0mm

 アルキデスヒラタの子分?(←あんま似てないかも( ̄(ェ) ̄;))
 赤みを帯びた脚とふとっちょの体が特徴の中型ヒラタ。
 テルナテヒラタ(Dorcus ternatensis)とも似ているがオオアゴの形状で区別が可能。

 マットのみで産卵するようです。(里親さんからの情報)

 しかし…ネットの情報少なすぎて!(>_<)
 詳細不明。

 IMG_1085.jpg
写真提供:Copyright ©マニア
学名:Megasoma elephas
生息地:メキシコ,グァテマラ,ホンジュラス,ニカラグア,コスタリカ,ベリーゼ,パナマ
体長:50.0~120.0mm

 和名(ゾウカブト)の由来種であり,黄褐色の体毛が非常に印象的なゾウカブトの代表種。
 ゾウカブトの中では比較的幼虫期間が短く♂で1年半~2年。
 飼育は容易。国産カブトと同じ飼育方法で大丈夫?だと思う。

 体型・重量からとても「飛翔」出来るとは思えないが,

 現地ではライトトラップに集まって来るそうなので…飛べるのだろう。(←当たり前)
 新成虫は美しく一見の価値あり。

トカラノコギリ〔Yahoo!

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<写真準備中>
学名:Prosopocoilus dissimilis elegans
生息地:トカラ列島(中之島・口之島・諏訪之瀬島・悪石島)
体長:27.0~78.0mm

 離島産のノコギリクワガタ。
 国産ノコっしょ?と言ってしまえばそうなんですが。
 体色が大変特徴的で赤というかオレンジ色をしています。
 これが綺麗なんだなぁ…

 体色発現は産地により多少差異があるようですが,本土ノコとは比・べ・も・の・にならない美しさ。(*^^*)
 中之島産が最もオレンジに安定しているそうです。
 飼育に関しては,まぁノコと同じでしょ?
 まじめに飼育したい方はテクキカさんの飼育記を参考にして下さい。○┓ペコ

20060302P1150760.jpg
学名:Prosopocoilus guerlachi
生息地:ベトナムダラット高原
体長:44.0~56.0mm

 ネット上では「ジェラッチィノコギリ」との表記も見受けられます。
 標本よりも生き虫が最初に流通し,珍品?として扱われているようです。
 特徴はフォルフィクラノコギリクワガタ(Prosopocoilus forficula)に似ていますが,
 大あごが左右対称で頭部がより大きいようです。上翅は暗褐色。
 飼育記は皆無…というか見つかりません。
 マイバイブル,飼育大図鑑にも載って無かった。(T△T)

 今季はブリード品もチラホラ出回ってるようなので,飼育に関しては…問題無いのかな?
 全然分からん。

 20060302P1150802.jpg

20060129P1130914.jpg
学名:Dorcus taurus
生息地:マレー半島・スマトラ・ジャワ島・ボルネオ・フィリピン
体長:2?.?~6?.?mm

 クジラヒゲクワガタの和名を持つ大アゴにオレンジの微毛の生えたヒラタクワガタ。
 何となくアルキやユーリケに似ており,短歯が出たりもする。
 産地差異があるとは思うが上翅・体が全体的に赤っぽい。(茶褐色?ワインレッド?)
 産卵は材でもマットでもOK。通常のヒラタセットで特に問題なし。
 先日のオフで聞いた話ではミニケースでほっといたら「爆産」との話を聞いた。
 低温には比較的耐久力があり飼育は簡単。(10℃ぐらいまで?)
 ニョロは発酵マット・菌ビンのどちらでも育つ。

 とにかくオオアゴのオレンジの微毛が魅力。
 クワでは珍しい?

<写真準備中>
学名:Lamprima tasmaniae
生息地:オーストラリア
体長:12.9~32.9mm

 パプアキンイロクワガタに似ているが,上翅の光沢がより強く美しい種。
 あと少しパプより小振り?かな。
 クイーンズ産に比べタスマニア産の方が休眠期間が長い(約半年~1年)という報告あり。
 飼育方法は他のキンイロクワガタと同様。
 発酵マットが合っていると思われます。
 パプ同様,菌ビンでもいけるけどそんなに大きくならない?
 (llll ̄~ ̄;lll)う~ん…よく分からんです。

 とにかく飼育種が1個増えました。

20051231P1120617.jpg
学名:Odontolabis wollastoni
生息地:マレー半島・スマトラ
体長:40.2~77.6mm

 大型種が多いツヤクワガタの中で中型に属する種。
 ルデキンやクベラなどと似ているようで何か違う?
 大歯型は中々格好良いが入荷量は少ない。
 通常のツヤクワガタのセットで問題無く採卵できるようだが,ネットで調べる限り「爆産」「失敗」と両極端。
 発生シーズン他,割と安価に入手できるためツヤクワガタの飼育入門種としてお勧め。
 発酵のよく進んだマットに産卵する。ニョロは発酵マット飼育?でしょう。
 休眠期間が長いなどの報告もあり。
 ツヤクワガタは全般的にニョロの期間が長く,本種は飼育コスト面からも累代飼育等をしている方は少ないと思う。

 20051231P1120650.jpg
 ♀。♂同様,上翅の模様が美しい。

20051223P1110867.jpg
学名:Odontolabis intermedia
生息地:フィリピン群島
体長:36.9~102.0mm

 マイバイブル飼育大図鑑によると和名「ダールマンツヤクワガタ」で知られる大型ツヤクワガタが現在9亜種に分類され,その中のひとつとされている。
 インターメディアの方がどう見ても名前通ってるけど…
 ギラファとワニノコのような関係かな?

 20051223P1110920.jpg

 見ての通り「Odontolabis」の代表選手のようなスタイル。
 第一印象は…

 デ・カ・イ!

 ワックスを塗った様な上翅の黒光りが美しい。
 飼育難易度は普通?マット産み。よく発酵したマット(アンテ・カブト)を好み産卵する。
 ツヤクワらしく幼虫期間は約「2年」と長め。
 ニョロはマット飼育が適している。気は荒いので♂の♀殺しにはやや注意必要。

 

20051214P1110176.jpg
学名:Dorcus gracilicornis
生息地:インド北部・ネパール・ミャンマー北部・ベトナム北部・タイ北部・台湾
体長:23.1~53.7mm

 正直かなり格好悪い和名。ツノボソって…

 角細?

 私のバイブルになりつつある飼育大図鑑によると,「アンタエウスオオクワガタをそのまま小さくしたようなクワガタで...」要は…

 ミニアンテ?

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 アンテの小型に比べるとやや全体的に細身で,大アゴの裏にオレンジ色の「毛束」が無いことで区別できるそうな。へぇぇぇぇぇ…
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 一応珍種らしい。飼育方法は形が似ているからかどうかは不明だがアンテに準ずる。
 ネットで調べた限りではまるっきり産卵しないという話もあり全てはマットか?
 累代固体もオークション等ではあまり見かけない。
 結構難しいの?それとも人気が無いの?
 ♂40mmペアで「40,000円」のとこもあったけど…

 赤枯れ材をミキサーで粉砕し,発酵マットに混ぜて採卵に成功した例もあり。

 ニョロは発酵マット・菌ビンどちらでも飼育出来るそうだが,発酵のよく進んだ添加剤の少ない微粒子のマットが最も安全か?飼育温度は20℃~25℃まで。

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学名:Odontolabis femoralis
生息地:マレー半島・ボルネオ・パラワン
体長:42.0~94.0mm


 「紅い腿節(紅い脚)」という種名の通り,赤い脚のツヤクワガタ。

 脚だけで無く頭も紅い。
 現地では高地に棲息する。基本的なツヤクワガタのセットで多数産卵するものの,卵・ニョロ共に溶けてしまう事も多く。♀の当たりはずれも大きい事から,飼育はやや難しい。
 当たれば地表面での産卵報告もあり,全ては♀とマット次第か?(当たり前かな)
 微粒子の発酵が良く進んだマットが産卵・ニョロ飼育共に適していると思われる。

 ♂は気性が荒く戦闘的。
 カップリングは注意が必要。

 命名:レッドスコーピオン

 訳わかめ…_| ̄|○

【写真準備中】
学名:Dorcus metacostatus
生息地:奄美大島・徳之島・加計呂間島・請島
体長:22.0~70.0mm

 日本固有のブランド。スジブトヒラタクワガタ。
 名前の通り♂♀ともに上翅に明瞭なスジ模様(点刻列)がある中型種のヒラタクワガタだが,所謂ヒラタ「titanius」とは種が異なる。
 クワ友さんに成虫を見せて頂いた事があるが,ただただ…

 渋い!

 高所に棲息していることから,飼育温度はやや低め?が適している???
 ♂の気性は荒くカップリングの際の♀殺しに注意が必要。
 産卵はマット・産卵木共にするそうです。
 累代品もオークション等で見かける事から超難関という訳では無いようだが,マットが気に入らないと産まない!とか幼虫の拒食!とかヒトクセもフタクセもあり一筋縄では行かなさそう…
 ニョロは発酵マットが適しているが菌ビンでも成長する様子。

 とにかくあの「」は一見の価値あり。

 ってまだ成虫持って無いけど。

20051207P1100238.jpg
学名:Augosoma centaurus
生息地:アフリカ中西部
体長:40.0~90.0mm

 アフリカ唯一の大型カブトムシ。
 一見「ヒメカブト」によく似たスタイルだが,胸角基部に2本の小さな角(突起)があり。
 又,体表面の光沢が非常に美しい。茶褐色が強く,アトラスの光沢とは若干異なる印象。
 見方にもよるが何となく全体的に赤っぽい。
 飼育は容易だが,産卵数はあまり多くなく低温には弱い。
 幼虫は国産カブトムシによく似るが,非常に毛深い。

 20051207P1100247.jpg
 ♀も光沢が非常に綺麗。

<写真が無いんです…(T△T)>
学名:Cyclommatus metallifer
生息地:スラウェシ,サンギール諸島,パンタル島,スーラ諸島,バチャン・ハルマヘラ・モロタイ島
体長:22.0~100.0mm

 体の大きさとほぼ同じ大きさのアゴを持つキクロマトス。
 キクロはまずメタリからと言われる程入門種として人気が高い。
 又,唐金色,銅色,褐色,ブルーと体色変化も面白く根強いファンも多い。
 メイトガードに見られるように♂による♀殺しも無く,微粒子の発酵マットさえ準備出来れば50卵ぐらい産む事も。
 幼虫は発酵マット飼育が主流?だが菌糸を使う事も可能らしい。

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学名:Prosopocoilus lumawigi
生息地:ミンダナオ島
体長:31.2~71.0mm

 最初見た時,本当にこいつノコか?!
 真剣に思いました。Dorcusじゃ無いの?間違えた?分類?って。
 ♂は長歯・短歯の2型が出現する。
 あまり産卵せずややクセがありそうだが,ニョロは菌ビン・マット,どちらでもよく育つ。

インカツノコガネ〔Yahoo!

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<写真が無い…(T△T)>
学名:Inca clathratus
生息地:中南米
体長:??.?~??.?mm(資料が無いんです)

 中南米に棲息?する小型のコガネムシ?
 インカってインカ帝国のインカ?
 前胸の筋と2本突き出た頭角・その間に生える微毛が凄ぇ!魅力的。
 飼育は?。さっぱり全然一切分かりません。○┓ペコ

20051113DSCF0006.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
学名:Prosopocoilus decipiens
生息地:ジャワ・ハルマヘラ島
体長:28.4~68.4mm

 スペクタビリスノコギリとよく似たジャワ島固有の大型ノコギリ。触覚片状部は3節であり全体的に「艶」を欠く事から容易に区別できる。(スペクタビリスは触覚片状部が5節)
 上翅フチの茶褐色のラインが美しい。♂にはごく希に「黒化型」が見られる。
 飼育は容易だが他種同様暑さには注意。

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 写真提供:Copyright ©トトロさん
 こちらは♀。

サバゲノコギリ〔Yahoo!

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20051113DSCF0049.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
学名:Prosopocoilus savagei
生息地:アフリカ西部~東部
体長:21.1~63.2mm

 アフリカを代表する美しいノコギリクワガタ。
 ノコギリだが産卵木の表面に穴を開けて産卵する。♂♀同時に飼育すると「♀殺し」の危険あり。
 セットはアフリカ産らしく?乾燥気味を好む。幼虫はマット・菌ビンどちらでも飼育可能。

20051113DSCF0050.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
こちらは♀。
う~ん…オレンジ色が美しい。

<写真準備中>
学名:Dicronoihina derbyana
生息地:
体長:

 外国産入門用ブンブン。通称「シロヘリ」
 桃の香り?と修正液でも塗ったかのような白い筋が特徴。

 繁殖力

 がエグイらしい。ガンガン増えるそうです。
 どこのサイトの飼育記見ても「増える」「増える」「増える」…ぜ。
 でも「てんほうさん」とこが最高っすね。
 σ(゚∀゚ ∬ワタシも限界に挑戦してみたい。

ウガンデンシス〔Yahoo!

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<写真準備中>
学名:Mecynohina torquata ugandensis
生息地:ザイール北東部・ウガンダ西部・ルワンダ・ブルンジ
体長:45.0~89.0mm

 大型の美しいハナムグリ。
 クビワオオツノハナムグリとして4亜種に分類されている中のひとつで,緑・褐色・茶色・暗褐色・濃紺・紫・黒化など色彩変異が多く人気が高い。
 その他詳細不明。カラーバリエーションの豊富さが一番の魅力?!

20051028P1070448.jpg
学名:Allotopus rosenbergi
生息地:ジャワ島西部
体長:42.0~82.1mm

 ジャワ特産のオウゴンオニクワガタ。
 大アゴ先端が「三又状」になること。中央が括れることで「モーレンカンプオウゴンオニクワガタ」とは容易に区別できる。
 本種も「カワラタケ菌」により産卵・幼虫飼育が可能。
 産卵セットはプラケース中~大を使用。底マットは5cm程固詰めし「人工カワラ材」や「砂産め霊芝材」をセットする。柔らかめの材を好む。
 通常のシイタケ菌で腐朽した材での産卵実績は少ない。

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学名:Allotopus moellenkampi
生息地:ミャンマー南部・マレー半島・スマトラ・メンタウェイ諸島・ボルネオ
体長:33.3~80.8mm

 1属2種からなる大変人気の高いオウゴンオニクワガタ。「スマトラオウゴンオニクワガタ」とも呼ばれる。
 金色に輝く上翅が美しく「ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ」とは大アゴの形状から容易に区別できる。
 本種は大アゴ先端が「二股状」になり,真っ直ぐに伸びる。
 幼虫はカワラタケ菌床により大きく成長することが分かっている。
 亜種として
 ・moseri…最も大型になる。
 ・babai…最も美しい。
 ・fruhstorferi…小型,♀が黒化する珍品。
 が知られている。

 産卵材は「人工カワラ材」「砂産め霊芝材」が適している。
 本属の卵は腐りやすく,「ティッシュカップ法」という管理方法で高い孵化率が得られるが大きく育てるのは難しい種であることに変わりは無い。

20051114 DSCF0222.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
学名:Prosopocoilus biplagiatus
生息地:インド北東部・ミャンマー・タイ・ラオス・マレー半島・ベトナム北部・中国・香港
体長:18.2~39.1mm

 上翅の模様が美しい小型ノコギリ。
 通常のノコギリ産卵セットで(マットの湿度高め)多数産卵する。

 飼育は容易だが「長歯型」を羽化させることは難しい。

 大歯型(長歯型)は非常に貴重で野外でも得る事は殆ど無いため一見の価値あり。
 ブリードするなら是非「大歯型」作出に挑戦するべし。

20051114 DSCF0111.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
 ♀です。

ビルマゴホンヅノ〔Yahoo!

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学名:Eupatorus birmanicus
生息地:ミャンマー・タイ
体長:45.0~58.0mm

 「うさぎの耳」で知られるゴホンヅノカブト。

 通称「うさぎちゃん

 ♂♀同居させても特に問題なく交尾意欲も旺盛なのでハンドペアリングは不要。
 通常のカブトマットで問題無く採卵?できるとか「バンブーマット」じゃないと…
 とか詳細不明。タイゴホンヅノと同じような生態なのでそれに準ずる可能性大?

 現地では竹林に生息しているため乾燥気味のセットが良いとか。

 幼虫は多頭飼育が可能だが最大40gぐらいまで成長するので飼育スペースはその辺りを考慮。
 飼育サイクルは国産カブトとほぼ同じ。但し休眠期間が長く半年ぐらいは蛹室でじっとしている。
 成虫寿命は2~3ヶ月。
 WILD価格が安くなった事もあるだろうが,累代ものは殆ど見ないので休眠期間の管理・羽化ズレがブリードのネック?
 幼虫に高栄養マットを与えたらボツったという報告もあります。

オニツヤクワガタ〔Yahoo!

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学名:Odontolabis siva
生息地:インド北部,ネパール,ブータン,カンボジア,ミャンマー,インドシナ半島,中国,台湾
体長:46.0~92.8mm

 コレと言って特徴があるような無いようなオニツヤクワガタ。
 はっきり言って。

 格好悪い!

 学名から?「シバオニ」とかタイ産のものは「タイシバオニ」とか呼ばれている。
 現地では低山帯に棲息し,柑橘類など広葉樹の樹液に集まる。
 7~8月が最も個体数が多く,飼育は容易。

クベラツヤクワガタ〔Yahoo!

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学名:Odontolabis cuvera
生息地:ネパール~インドシナ半島・中国
体長:36.0~89.6mm

 上翅の模様が美しいツヤクワガタ。
 現在,下記の4亜種に分類されている。
 ・cuvera(基亜種)…ネパール,インド北東部,ブータン
 ・alticola…インド北東~ミャンマー北西部
 ・fallaciosa…ベトナム,ラオス北部,タイ北部,中国南部
 ・sinensis…中国
 現地では低地~高地にかけて広い範囲に分布。

 微粒子発酵マット(カブトマットやアンテマット)で問題無く採卵できるが,ダールマンやブルマイスターのように爆産することは難しく,幼虫も弱い。

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学名:Dorcus curvidens
生息地:インド北東部・ネパール・シッキム・ブータン・ミャンマー・タイ・ラオス・ベトナム北部・中国南部
体長:27.6~78.6mm

 元々日本のオオクワガタと同種とされていたが現在は「独立種」として扱われている。
 オオクワガタと比べ体の「光沢」が強く大アゴが発達している。
 全体的に細身であること。フ節が細いことと,各節に生える毛が短いことで区別が可能。
 大型になるとピカピカした体と格好良い大アゴが魅力のクワガタ。
 成虫・幼虫の飼育方法はオオクワガタと同じ。

20050827P1050205.jpg
学名:Prosopocoilus fuscus
生息地:ザイール
体長:34.0~48.0mm

 珍種?「アンティローぺ」や「ナタールノコ」に非常に良く似ている?
 美しい赤茶色の上翅と大アゴの変異が面白いノコギリクワガタ。
 セットは通常のノコセットで当たれば爆産?
 その他資料乏しく詳細さっぱりわかりません。
 
 フスクスって

 呼びにくいっちゅうねん。(。。*lll)

コクワガタ〔Yahoo!

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学名:Dorcus rectus rectus
生息地:北海道~九州
体長:21.0~55.0mm

 日本全国どこにでも生息する普通種。
 クワガタ採取・飼育の基本入門種でありながら人気は低い。
 幼虫・成虫とも丈夫で飼いやすく飼育方法はオオクワガタとほぼ同じ。
 ザコキャラと侮る無かれ「50mm」を超えるとなかなかイケてるんだなぁ。

 ある意味「最強」のガタかも?

20051114 DSCF0444.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
学名:Prosopocoilus buddha
生息地:インド北東部,タイ北部,ベトナム北部,中国南東部,ボルネオ,ジャワ,ミャンマー,マレー半島,バリ島,フィリピン,スマトラ,スラウェシ 他
体長:20.7~62.7mm

 非常に広い範囲に分布するノコギリクワガタ。
 現在9亜種が確認されている。

ssp.erberi マレー半島・スマトラ・シムルーエ島
ssp.cavifrons フィリピン(カミグイン島・ミンダナオ島・パラワン島除く)
ssp.approximatus 中国・ベトナム・ラオス
ssp.patricius スラウェシ島
ssp.annae ボルネオ島
ssp.palawanicus フィリピンパラワン島
ssp.babuyanensis フィリピンカミグイン島
ssp.ebeninus フィリピンミンダナオ島
ssp.javaensis ジャワ・バリ島

 大アゴの内歯の位置が左右非対称であることが特徴になっている。
 ノコギリクワガタの基準種でありながらややマイナーなところがGOOD。
 マット固詰めで普通に産卵し飼育は容易。

20051114 DSCF0333.jpg
写真提供:Copyright ©トトロさん
 ♀ね。

20050827P1050153.jpg
学名:Dorcus Antaeus
生息地:インド北東部,ネパール,ブータン,ベトナム北部,タイ北部,中国雲南省南部,マレー半島 他
体長:33.8~87.6mm

 強い光沢と特大の体で通称「アンテ」と呼ばれる人気の高いオオクワガタ。
 「ミナミオオクワガタ」の和名を持つ。
 飼育は難しく無いが高温には弱いため夏場の温度管理は注意が必要。(20℃~28℃)
 微粒子発酵マット・柔らかめの卵木で採卵可能。
 幼虫は菌ビン,マットどちらでもOK。

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学名:Prosopocoilus dissimilis makinoi
生息地:徳之島・請島
体長:25.0~75.0mm

 アマミノコギリの次に大型になるリュウキュウノコギリクワガタの亜種。
 徳之島に分布する。赤褐色の個体もたまに見られるが,殆どの個体はBLACK BODY。
 ♂の大アゴは湾曲がやや弱く,第一内歯と第二内歯の間隔が若干広い。

 とにかく大きな体と漆黒のボディーが魅力のノコギリクワガタ。

20050820P1050019.jpg
学名:Aegus Platyodon bellus
生息地:モルッカ諸島,カイ諸島,ニューギニア本当
体長:17.1~55.1mm

 オノツキネブトクワガタの和名を持つ大型のネブト。
 大アゴの形が特徴的で面白い。現在6亜種が確認されている。
 こいつらの幼虫は「鳴く」らしい…ホント?
 微粒子の発酵マット(アンテマット)に産卵し,幼虫も発酵マット飼育が適している。
 飼育は容易で幼虫期間は4~6ヶ月程。

ライヒヒラタ〔Yahoo!

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20050808P1040752.jpg
学名:Dorcus reichei prosti
生息地:マレーシア・キャメロンハイランド,インドネシア・ボルネオ
体長:22.0~58.9mm

 普通ちゃぁ普通のヒラタクワガタ。ヨツバヒラタクワガタの和名を持つ。
 小型で標高1,500m程のやや高地に生息。
 人気薄…っていうか全く知らなかったヨ

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学名:Rhaetulus crenatus ruburifemoratus
生息地:中国南東部
体長:22.0~68.0mm

 タイワンシカクワガタの亜種で,最もポピュラーなシカクワガタのひとつ。
 足の付け根が黄色や赤になることで,タイワンシカクワガタと区別できる。
 飼育は容易だが,独特のクセがあり中々産卵しないとの報告あり。
 ♀は材産みで,材表面に産卵するため卵木の樹皮は完全に剥くこと。

20050808P1040686.jpg
学名:Odontolabis lacordairei
生息地:スマトラ・ボルネオ?
体長:41.7~89.9mm

 頭部にある黄色い盾?が特徴的な美しいツヤクワガタ。
 スマトラ全土の標高1,000m~1,700mの原生林に生息。
 ♂はやや凶暴で♀殺しもあるとか。
 産卵は古い発酵マットや土化したマットを水分多めにセットする。(カブトムシ用マットで十分?)
 幼虫は発酵マットで約1年~約2年で羽化。成熟期間は2~3ヶ月。
 観賞用としても非常に魅力的なツヤクワガタ。

 20050808P1040717.jpg
 ♀も綺麗だ。

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学名:Odontolabis bellicosa
生息地:インドネシア,ジャワ・バリ島
体長:53.0~87.0mm

 胸の横にある突起が特徴のツヤクワガタ。漆黒のボディが美しい。  ♂は大アゴの根元にある太い部分で,足をぶった切ることもあるとか。  マット産みで材は不要。人気薄なのかあまり情報無く,その他は不明。

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学名:Odontolabis castelnaudi
生息地:マレー半島,スマトラ・ボルネオ・シムルエ島,メンタウェイ諸島
体長:41.0~94.0mm

 大型のツヤクワガタの仲間。♂は長歯型~中歯型~短歯型で大アゴの形が大きく変化する。
 ツヤクワガタらしい美しい上翅と重厚なボディーが魅力。短歯型の大アゴはまるでニッパー?の様。
 飼育床は広葉樹の完熟微分子発酵マットか,柔らかい朽ち木を水分を多めにして皮をむきマットに埋め込むとその下に産卵することが多い。

20050718P1040373.jpg
学名:Hexarthrius mandibularis sumatranus
生息地:スマトラ・ボルネオ島
体長:41.5~112.0mm

 フタマタクワガタ最大種で「パラワン」「ギラファ」と並ぶ世界三大クワガタのひとつ。
 ボルネオ島産が原名亜種で上翅が小豆色になり非常に美麗。
 リノケロスやセアカ(パリー)等,近縁種との交雑個体も発見されており♀の同定は非常に困難。
 ♂は気性が荒く,喧嘩好き。
 やや多湿で産卵数が増加するとの報告あり。(但しそのままでは卵が腐るので,早めの割出が必須)
 材種は柔らかめ。

20050707P1040122.jpg
学名:Prosopocoilus zebra
生息地:ミャンマー,マレー半島,スマトラ,メンタウェイ,ジャワ,ボルネオ,フィリピン etc
体長:19.8~54.2mm

 縞模様の美しいノコギリクワガタ。
 ジャワ産の個体群は「nobuyukii」,その他産地により「ledae」「luzonensis」に分類されている。
 羽化後,長い休眠期間を要するガタクワガタらしいが,飼育は容易。幼虫期間は短く♀は4ヶ月足らずで成虫になる。
 産卵は「マット」,「材」の両産み。注意する点は♀殺しの多い種らしく基本的には単独飼育。
 ペアリングは慎重に。

20050707P1040117.jpg
学名:Rhaetulus speciosus
生息地:タイ北部,ベトナム,ミャンマー東部・南部,中国広西省,インド(アッサム州)
体長:22.0~68.0mm

 大きく張り出した大アゴが魅力的なシカクワガタの代表格。
 「スペキオスス」「スペキオシス」などと呼ばれ,現在は全8亜種に分類されている。
 シカクワガタの中では体色も非常に美しく,ド派手。
 「キモンシカクワガタ」とも呼ばれています。
 「Rhaetulus crenatus」と別種扱いされていたが,中国本土の個体群を調べた結果,現在は同種であると判明しています。
 飼育は容易で,シカクワガタの飼育入門種。

メンガタクワガタ〔Yahoo!

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学名:Homoderus mellyi
生息地:アフリカ中西部・コンゴ盆地
体長:27.6~58.0mm


 体色と形態が非常に特徴的なアフリカのクワガタ。
 飼育温度を25℃~30℃のやや高めに設定することが重要。
 基本的に材産みで,アフリカ産としては珍しい水分多めの材を好む。(材種は柔らかめ)
 休眠期間が異常に長く,成熟までに約半年を要する。
 条件が合えば「爆産」する可能性があり,幼虫は「発酵マット」「菌糸ビン」とも適合でき飼育・累代は容易。


 国産には無い「姿形」に心惹かれます。

コカブトムシ〔Yahoo!

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学名:Eophileurus chinensis
生息地:日本・朝鮮半島・台湾・中国
体長:20.0mm~25.0mm

 他のカブトムシの仲間と異なり肉食性。

 肉食…

 豚肉でも与えるか?!と思ったら,昆虫の死骸などに群がるそうな。
 コカブトムシの変態はとても早く,たった2~3ヶ月で成虫になります。
 卵は1.5ヶ月ほどの幼虫期間を経て蛹化して2週間ほどで成虫に羽化します。

 ちなみに日本のカブトムシの種類は6種類です。
 カブトムシ・オキナワカブトムシ・クメジマカブトムシ・タイワンカブトムシ・コカブトムシ・クロマルコガネとなります。

20050612P1030748.jpg
学名:Cyclommathus pahangensis chaingmaiensis
生息地:マレーシア・タイ北部
体長:20.0~40.0mm

 小型のキクロマトス。マレー半島・タイなどに分布。マレー産が原名亜種。
 細身で小さいが,色虫としての魅力は十分。ツートンカラーのボディーと,力強い大アゴが特徴。
 産卵は材・マット産みで飼育温度は25℃前後。幼虫は発酵マットでよく育つ。
 キクロとしては,ブリードは比較的容易な種に入るらしい…。

20050605P1030703.jpg
学名:Prosopocoilus fabricei fabricei
生息地:東南アジア・ペレン島 他
体長:28.2~69.3mm

 ノコギリクワガタの仲間で,最も美しいと称される一種。
 綺麗な上翅は独特の色彩で,見るものを魅了する。
 ペレン・バンガイのものが基亜種「fabricei」で,スラ諸島のものは亜種「takakuwai」となる。
 fabriceiは「ファブリース」とか「ファーブリス」とか「ファブリーシ」とかみんな気ままに呼んでいる。

 が…しかし

 安価な割りに人気が無いのか流通量はあまり無く,案外入手困難?
 基本的にマット産み,幼虫は他のノコギリと同じく発酵マット管理?

 飼育は容易で大型も作出でき,外国産ノコギリの飼育入門種らしい…。
 ムシキングでは人気急上昇中。

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学名:Prosopocoilus inclinatus
生息地:日本全土・朝鮮半島
体長:25.0~74.0mm

 通称「本土ノコ」と呼ばれ,国内全域で見ることのできるポピュラーなクワガタ。
 赤茶けたボディーと水牛のような格好良い大アゴが特徴。(たまに黒い奴も居る。)
 アゴは大きさにより形状が変化し短歯型になると非常に格好悪い。
 大歯で湾曲の強い個体が人気。昼間も比較的活発に活動し,カブトと同じく一夏でその生涯を終える。
 喧嘩っぱやくすぐ怒るが結構弱い...はっきり言って

 ヤラレキャラ

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学名:Chalcosoma mollenkanpi
生息地:ボルネオ島・ラウト半島
体長:45.0~110.0mm

 コーカサスやアトラスの仲間。真っ直ぐのびる胸角が特徴的な種。
 人工飼育下ではコーカサスと同じく「長角型」が出にくいとされている。
 成虫の寿命は約半年。
 幼虫は20℃~23℃で1年~1年半で成虫に。

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学名:Hexarthrius parryi
生息地:インド北東部・ミャンマー南東部~タイ北部・マレー半島・スマトラ島・ボルネオ島
体長:40.0~95.0mm

 パリーフタマタクワガタとも呼ばれる上羽模様の美しいクワガタ。
 大アゴは太く力強い。非常に迫力のあるクワガタ。
 成虫の寿命は約半年と短いが,菌糸ビンでも発酵マットでも飼育でき,大型も出やすいフタマタクワガタの飼育入門種。
 幼虫飼育温度は22℃~24℃で約8~14ヶ月。
 材産み,水分多めにセットすること。

20050430P1030053.jpg
学名:Dynastes hercules hercules
生息地:フランス領グアドループ島、ドミニカ
体長:45.0~180.0mm

 「 リッキー 」で詳しく解説したので割愛しますが,本当はこいつがヘラクレス種・原名亜種。
 正真正銘,世界最大の昆虫,オオカブトムシです。その胸角の太さは他を圧倒する。
 永遠の憧れ...それが...

 ヘラクレス

 (。・_・)ノ~ ゜

20050226P1020294.jpg
<羽化まで成虫画像なし 2005/02/26 ♀幼虫>
学名:Dynastes hercules lichyi
生息地:
 ベネズエラ北西部・コロンビア及びエクアドルの東部
 ブラジル・ペルー中央部
 ボリビア北部及びアンデス山脈東からアマゾン盆地。

体長:60.0~165.0mm

 男性の方であれば「ヘラクレス(ヘルクレス)」というカブトムシの名前を聞いたことがあると思う。
 ギリシャ神話の英雄の名を冠した世界最大のカブトムシ...それがヘラクレス(ヘルクレス)。

 「 ヘクレス 」

 なのか,

 「 ヘクレス 」 

 なのか,「hercules」の読み方が人によって違いますが,私はヘラクレスの方がしっくりきますのでそう呼んでいます。星座の世界ではヘルクレスが正式なようです。ムシキングでもヘルクレスですね。しかしディズニーアニメではヘラクレスです。

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余計ではないか

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 「まぁどっちでもいいんですが...」

 また,ヘラクレスには亜種が13種類存在していることをご存知でしょうか。

 ヘラクレス ヘラクレス Dynastes hercules hercules
 ヘラクレス リッキー Dynastes hercules lichyi
 ヘラクレス エクアトリアヌス Dynastes hercules ecuatorianus
 ヘラクレス セプテントリオナリス Dynastes hercules septentrionalis
 ヘラクレス オキシデンタリス Dynastes hercules occidentalis
 ヘラクレス バウドリー Dynastes hercules baudrii
 ヘラクレス パスコアリ Dynastes hercules paschoali
 ヘラクレス ブリュゼニ Dynastes hercules bleuzeni
 ヘラクレス トゥーストラエンシス Dynastes hercules tuxtlaensis
 ヘラクレス トリニダデンシス Dynastes hercules trinidadensis
 ヘラクレス タカクワイ Dynastes hercules takakuwai
 ヘラクレス モリシマイ Dynastes hercules morishimai
 ヘラクレス レイディ Dynastes hercules reidi

 「ヘラクレス・リッキー」...ヘラクレス種の中でも,「ヘラクレス・ヘラクレス(原名亜種)」に次いで立派な胸角をもつことから根強い人気のカブトムシ。
 ヘラクレス・ヘラクレスよりもやや安価なことと,採卵も50~200個と多産なためヘラクレスオオカブトの飼育入門種と言える。最高値はヘラクレス・レイディで2003年日本初入荷時の価格がペアで130万円。ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
 管理温度は22~25℃(生息地平均気温),卵は約50日で孵化,1齢期間1ヶ月。2齢期間2ヶ月を経て,3齢幼虫になります。3齢幼虫になってから♂で1年後,♀で8~10ヶ月後「蛹」になり,更に♂で2ヶ月,♀で1ヶ月程度で羽化するようです。羽化ズレを無くすためには♂♀同時飼育が有効なようです。(但し♂は小型化してしまう。)
 成熟期間は約2ヶ月。寿命は約1年間とカブトムシの仲間では長寿な方です。
 リッキーは頭角の先端が幅広くヘラ状になるのが特徴で,頭角突起は胸角突起よりも内側に現れることにより判別できる。♂の場合,3令中期以降になると100gを優に超え,1頭につき大プラケースが必要。
 飼育は簡単で140mm以上の♂を羽化させることも難しくないらしい。

20051112P1070100.jpg
学名:Prosopocoilus giraffa
生息地:ネパール・インド・インドシナ半島・マレー半島・東南アジア
体長:31.0~118.0mm

 ムシキングで一躍知名度が増した世界最大のクワガタ。生息場所により9つの名前が付けられている。
 「ギラファ(原名)」「ケイスケ」「ダイスケ」「チモール」「ボルブドゥル」「ニルギリ」「ニシヤマ」「ニシカワ」「マキタ」と,日本人っぽい名前も...因果関係は?

 「知らね」

 大型になると大アゴが「ひょうたん型」に湾曲し,もの凄い迫力。
 産卵セットは「柔らかめの材」に「水分多めのマット(できるだけ粒子の細かいもの)」。
 幼虫は「菌糸」「発酵マット」「材」と何でもOKだが大型化を狙うなら「菌糸」。
 飼育温度は21~24℃とやや低めをキープ。

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学名:Prosopocoilus occipitalis
生息地:東南アジア
体長:17.6~55.1mm

 全胸背板に,横並びに3つの黒い点があり「ミツボシノコギリ」とも呼ばれる淡い色をしたクワガタ。
 産卵は柔らかい材を好む傾向があります。
 小型の可愛いクワガタですが,日本では見慣れない黄色い体色が目を引きます。
 細かいことは情報あまり無く...

 不明…!(゚Д゚)

20050219P1020241.jpg
学名:Prosopocoilus mohnikei mohnikei
生息地:ジャワ・バリ島,スマトラ・ボルネオ・マレー半島
体長:30.4~59.2mm

 材に採卵する特徴的な大アゴが美しいクワガタ。ボルネオを中心に広い範囲に分布している。
 産卵は乾燥気味を好み,あまり加湿しすぎないこと。
 寿命は約2ヶ月と短めだがその希少性から価値のあるノコギリ。気が荒くカップリングには注意が必要。

20050219P1020246.jpg
 何故?あの♂でこの♀なのか?
 と思うくらい…

 真っ黒

 です。

20050219P1020225.jpg
学名:Dorcus bucephalus
生息地:ジャワ島
体長:38.0~91.5mm

 ジャワ島だけに居るヒラタクワガタ。
 スマトラヒラタを上下により押しつぶしたような体型をしている。柔らかい材を好み,♂は非常に好戦的。(ヒラタ特有の性質か?)
 幼虫は菌糸ビン・発酵マットどちらでもよく育つが,マット飼育で蛹化できず死亡してしまうケースも。

 「大王」

 の名に恥じぬ格好良いクワガタです。

20040217P1020035.jpg
学名:Dorcus alcides
生息地:インドネシア・スマトラ島
体長:30.0~102.0mm

 「スマトラフトヒラタクワガタ」とも呼ばれ,スマトラオオヒラタと人気を二分する大型のクワガタ。
 とにかく「デブ」な奴の方が価値が高くなるという異色の存在。胸部・大アゴが非常に発達しており,挟む力はクワガタ界最強との呼び声も高い。
 産卵は材・マットのどちらでも可能。性格は凶暴でペアリングには大きなリスクを伴う。成虫・幼虫共に高温に弱く,夏場は温度管理が必要。

20050216 44785167_1.jpg
 写真提供元:「クワムラヤ」
学名:Cyclomatas eraphus
生息地:インドネシア・スマトラ島
体長:25.9~107.0mm

 キクロマトス最大種。標高1,200m以上の山岳地帯に生息するクワガタ。別名「オウサマホソアカクワガタ」と呼ばれるがエラフスは「鹿角」の意。飼育は難しく,採卵・大型個体を羽化させるのは非常に困難な飼育上級種。「60mm」を超えれば成功と言われています。
 色虫としてメタリフェルと人気を二分しており,緑・茶・赤と体色変化も豊富なため標本としての人気も高い。
 セット方法は底2~3cmの微粒子マット固詰めと,柔らかめの産卵材(蒲鉾状に半分に割る)を使う以外は特別な事は無し。(基本的に材産み)
 成虫・幼虫共に高温に弱く管理温度は20~23℃,湿度は高めにすること。


学名:Xylotrupes gideon
生息地:中国・東南アジア・インド・ニューギニア・オーストラリア北部
体長:30~80mm

 見た目にも分かりますが国産カブトムシの同種。胸角がより太く立派になります。
 ギデオンに良く似たカブトで有名なのがフローレンシス。(←今,一番欲しいカブト)
 頭角の途中にある突起の有無で区別でき突起のあるのがギデオン。
 ヒメカブトは全般的に「ギィーギィー」と鳴くのが特徴的で,小さい身体の割に闘争心は旺盛。
 タイやマレーシアではギデオンを戦わせる賭博が行われています。
 幼虫期間は約1年。成虫の寿命は短く2~3ヶ月ですが,8ヶ月生きた報告もあります。
 ブリードは容易で,アトラス同様外国産カブトムシの飼育入門種。


学名:Hexarthrius buqueti
生息地:ジャワ島
体長:37~84mm

 見ての通りアゴ先が「二股」に分かれ,黒艶のボディーが美しいクワガタ。
 どう見ても真っ黒ですが色虫との話も。
 和名「カニガタフタマタクワガタ」とも呼ばれています。大型の個体は顎先が「蟹のはさみ」を連想させます。

 正にカニ...蟹...σ(^_^;)?

 ♂は闘争心旺盛で,触ろうとすると「威嚇」のポーズを取ります。「嫁殺し」もあるとか。
 ♀は「材産み」累代はやや難しい。


学名:Prosopocoilus fruhstorferi
生息地:スンバワ島・ロンボック島・フローレス島
体長:23~70mm

 上翅の帯模様が特徴的な小型のノコギリクワガタ。
 現在3亜種が確認されており,ネルボルティ(neervoorti)と呼ばれるフローレス亜種は別種のクワガタにも見える。スンバワ亜種は小歯が幅狭く小型。
 飼育に関しては情報少なく,よく分からない。


 学名:Prosopocoilus astacoides
 生息地:インド・インドシナ・中国・台湾など
 体長:26~68mm

 和名は「フタテンアカノコギリクワガタ」。多数の亜種が存在するみたいで,Prosopocoilus astacoides elephusは最大♂90.0mmに達するとか。全身が綺麗な茶褐色をしており,大型個体でも後翅が透けて見えるのが特徴です。
 基本は「材」産みだが,マットにも多数産卵するとの報告あり。安価に入手でき,飼育・ブリードも簡単で外国産ノコギリクワガタの入門種。


学名:Lamprima adolphinae
生息地:ニューギニア島
体長:22~56mm

 昼間活動する小さくて可愛いクワガタ。飼育サイクルが早く,色変わりも多いので,飼っていて飽きない。青や紫系の色は珍しく重宝される。
 とても小さいので,ケースも小さてOK。現地ではボロギクの茎を前足で切り取り,その液を吸う。


学名:Dorcus hopei hopei
生息地:中国
体長:24~81mm

 日本のオオクワガタの祖。日本のオオクワガタはこいつの「亜種」に分類されている。つまり...

 下っ端です。

 オオクワガタよりも,体型・大アゴがより太く,内歯が上向きになる傾向が強い。
 今現在も圧倒的人気を誇っている「大陸のオオクワガタ」。「ホーペイ」と呼ぶ人も多い。


学名:Eupatorus gracilicornis
生息地:インド北東部~中国南部,マレー半島
体長:45.0~80.0mm

 頭角1本に胸角4本,合計5本の角を持つカブトムシ。クリーム色の上羽は美しく日本でも有名なカブトムシ。
 面白いのは竹の樹液に集まってくるところ。
 そのため産卵セットを組む場合,竹の腐葉土を混ぜてやると♀の産卵数が増加するとか。
 幼虫期間は1年半~2年とやや長い。
 タイでは日本輸出用に採集後,A品・B品に分けられ,B品はその場で足をもがれ「唐揚げ」にされてしまうとか。現地では貴重なタンパク源なんだそうな。
 奈良オオクワセンターまで行って買ってしまいました。


学名:Chalcosoma caucasus
生息地:ジャワ島・スマトラ島・マレー半島・インドシナ半島
体長:60~125mm

 アジア最大のカブトムシ。大型の個体と小型の個体では角の形態がまるで違う。
 闘争心旺盛で,敵と見るや誰彼構わず攻撃をしかけるファイター。世界最強との呼び声も高い。
 左右に伸びた水牛のような胸角2本と,その胸角の間に真っ直ぐ伸びた短い角。
 又,長い頭角は上向きに伸びておりその間に小さな突起があるのが特徴。
 合計4本もの角を持ちツメも大変鋭く,前胸背板と腹部との間に挟まれると爪切りのようにスパっと切断でき,正に全身が武器状態。
 大きな体に4本の角。体は光沢が強く,大変美しい容姿をしている。
 日本のカブトムシと比べると寿命もやや長く,後食(羽化してからエサを食べ始めること)が開始されてから,約4ヶ月。
 型の違いは幼虫時代の環境に左右されるものと思われており,人工飼育で長角型を作出するのは難しいとされている。
 幼虫期間は約3年。

 幼虫3年って.....長すぎ


学名:Odontolabis ludekingi
生息地:スマトラ島
体長:42~71mm

 大あごが太く,湾曲していおりワラストンツヤクワガタと比べて上翅の黒ラインが細い。
ツヤクワガタの特徴として,上羽に黒のVラインが入った配色のものが多い。
 スマトラヒラタに比べれば性格は穏やかで,アゴの力もそんなに強くは無いので,挟まれてもあまり痛くは無い。
 ただ私が購入した長歯型の♂は♀を

 「首チョンパ」してしまったので...?

 卵を採るのがやや難しいとされている。


学名:Dorcus titanus titanus
生息地:スマトラ島
体長:32~111mm

 日本のヒラタクワガタと同種だが体長が1.5倍ほどの大きさになる。
 パラワンヒラタやインドヒラタなどもいるが,スマトラヒラタは一番幅があり人気大。
 産地や大きさにより大アゴや内歯の形状にも差が出る。
 気が荒く,ケースのフタを開けただけで威嚇のポーズ。
 大アゴの力も非常に強く指を挟まれると間違いなく流血もの。
 こいつは♀をハサミ殺してしまうことが多いので,カップリングには細心の注意が必要。

 命名「嫁殺し」


 学名:Chalcosoma atlas
 生息地:インド北東部~インドシナ半島,マレー半島,東南アジアの島々
 体長:45~110mm

 コーカサスオオカブトの子分みたいな奴。頭角の突起が無いことで区別することが出来る。
 写真は短角型。長角型の♂は非常に格好良い。全身が金メッキをしたような光沢に包まれており,飼育は容易。コーカサスよりも長角型を作出できる確率が高く,外国産カブトムシの飼育入門種。
 とにかく大食い。10月に入った今でもケース内をブンブン飛び回っているタフネス。

 「喰いすぎじゃぁぁぁぁぁ...」

オオクワガタ〔Yahoo!

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学名:Dorcus hopei binodulosus
生息地:北海道・本州・四国・九州・対馬
体長:22~77mm

 日本を代表するクワガタ。
 中国のホペイオオクワガタの亜種とされ,日本各地に分布。
 採集の最大は77mmだが,飼育では82mmまで育てられている。
 一時期のブームでは「黒いダイヤ」と呼ばれ,大型の個体に注目が集まった。
 現在は産地別に管理され,大きさと共に大アゴの形などが評価の分かれ目となる。
 特に良質(良型?)の個体には「血統書」まである場合も。
 日本の気候下で,生息しているため飼育は容易。
 温度管理なども必要なく,現在は菌糸ビンで容易に大型を作出できる。
 成虫で3~5年も生き,長寿なことでも有名。

カブトムシ〔Yahoo!

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学名:Trypoxylus dichotomus
生息地:日本,台湾,中国~タイ
体長:27.0~85.0mm

 日本にいる6種のカブトムシの中で最大になる種類。

 「え?6種類...知ってる?」(知らん!)

 頭角の先端が4つに枝分かれする形状はカブトムシの世界では珍しい。
 桃農家では害虫扱いされており,見つけると同時に踏み潰すらしい。
 その人気から人為的に繁殖させられ,個体数が増加したとの報告もある。
 元々北海道には分布していなかったが,人為分布により繁殖。
 今でも日本各地で採集が可能。幼虫・成虫共に飼育は容易。
 やはり「昆虫の王様」です。

 「でもムシの王様って嬉しい?虫けらの時点でねぇ...」

ニジイロクワガタ〔Yahoo!

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学名:Phalacrognathus muelleri
生息地:オーストラリア北東部,ニューギニア島
体長:36.8~70.0mm

 名前の通り,上羽がニジイロに輝く世界一美しいクワガタ。
 オーストラリア政府が保護昆虫に指定している。その希少性で有名なクワガタだったようですが,多産なことと,飼育が容易なことからポピュラーな虫になりつつあります。
 ♂のアゴの力も,殆ど無いため「♀殺し」の心配は殆どありません。

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