ヘラクレス・ヘラクレスの最近のブログ記事
雑誌等で紹介された情報の中で「おっ!」と思ったものを自分自身への「覚書」として記載しておきます。
雑誌は風呂でも読むのでいつもボロボロになって捨ててしまいます。
■ヘラクレス飼育最前線■
〔ケース〕
□中ケース(280×200×180)で「140mm」クラスの♂成虫が問題無く飼育できる。
□小型コンテナ(350×300×220)で「3頭(MAX体重80~100㌘)」の♂幼虫が互いに干渉することなく無事羽化できる。
□同コンテナで♀は大型で「6頭」・小型で「10頭」が飼育可能。
〔マット量〕
□マットの沈下が収まった状態で♂で「12cm」・♀で「10cm」の深さが蛹室作成に必要。
□マットの上に加湿したホダ木を半分にカットしたものを並べておくと蛹室作成の足掛かりにすることが多く,外すと蛹室が現れ観察し易い。
〔エサ〕
□腐葉土ベースよりも「朽木粉砕発酵マット」の方が成長が良い。
□3齢で半年間まではとにかく「新鮮なエサ」を与え続ける。
□エサ交換は2ヶ月に1回。
〔Pachyceras〕
□胸部と角部の境界が区別できない極太タイプを「Pachyceras(パチセラス)」と呼称して区別する学者もいる。
これでもか?!というぐらい極小・極細・極短です。
しかも曲がってます。
男はみんな曲がってんだヨ!~~~-y( -д-) 、ペッ
何もしないまま既に「フ節」が3本取れちゃってます。(T△T)
そのため殆ど観賞もしてもらえずほったらかし…
でも子ども達は…
サタン!サターン!
と思ってます。( ̄(ェ) ̄;)
某月某日 深夜1時30分
私:爆睡中(ZZZ…)
嫁さん:「うわぁぁぁぁぁ…」
私:「ん?…ZZZ…」
嫁さん:「でっ!出てるよぉぉぉぉぉ~」
私:「( -人-)ZZZ…ん?何が?」
嫁さん:「へっ…ヘラクレスが出ちゃってるよ…はっやっくっ取って」
私:「ん?!どこ?」
嫁さん:「てっ…哲(次男5歳)の足に…」
ふと見ると次男の足にしがみつくヘラクレスが。何も知らず爆睡中の次男…
私:「あっ!危ない~っ!」
このままではヘラヘラが次男に踏みつぶされてしまう…
急いでヘラヘラを救出し,無事ケースに。
私:「あ~良かったヘラヘラが無事で…」
嫁さん:「ヽ(`д´;)/」
翌日,ヘラヘラのケースを脱出不可能なものに変更しました。
ふぅ~ヤレヤレ。
会社帰りにふと立ち寄った「コーナン」昆虫用品コーナーに手書きで...
「ヘラクレス幼虫大特価販売中」
え?コーナンですよコーナン。虫屋じゃないんですよ...
ヘラクレス・ヘラクレス...1,980円/1匹。
ヘラクレス・リッキー...1,480円/1匹。
ネプチューン...2,580円/1匹。
いずれも「♂・♀」判別無し。う~ん...悩むこと1時間。その日はそのまま帰りました。
日曜日に家族でコーナンへ...迷わず昆虫コーナーに向かう。
ガラスケースに入ったヘラクレス幼虫のプリンカップ(大)を見ていると...
「え?!」
角が見えるじゃないですか?蛹???アレ?!。
「♂だぁぁぁぁぁ!」
私「コレ...コレっ((((;゚Д゚)))...下さい。」
流石コーナン...幼虫販売にて「蛹」が普通に売られてます。レジでパートのおばちゃんが乱暴に袋に入れそうだったので「このままでイイデス。」とキッパリ。
おばちゃん「あ?!アレ?コレ!トリビアで...」
私「(愛想笑い...)ハハハハハッ...」
見事なまでに...
「短小・左曲がり」
ですが,腐ってもヘラヘラ。人工桶室に丁重に移し羽化待ちです。
ちなみに写真に写っているオアシス「人工桶室」は虫屋ドットコムにて店長さんに譲って頂きました。この場を借りて深く御礼申し上げます。m(_ _)m
ネプチューンが羽化した歴史ある「桶室」です。
学名:Dynastes hercules hercules
生息地:フランス領グアドループ島、ドミニカ
体長:45.0~180.0mm
「 リッキー 」で詳しく解説したので割愛しますが,本当はこいつがヘラクレス種・原名亜種。
正真正銘,世界最大の昆虫,オオカブトムシです。その胸角の太さは他を圧倒する。
永遠の憧れ...それが...
ヘラクレス
(。・_・)ノ~ ゜