2005年7月31日アーカイブ
カブクワ飼育者に人気のペット…「ザリガニ」。
正直,自分もホームセンター等のペットコーナーに行くと必ず「丘ヤドカリ(天然記念物)」「ザリガニ(あの青い奴)」など見て廻る。
何回も手を出しそうになりながら,まず設備を整える事(水槽やらなんやら)のコスト高と飼育の手間(水替え等),そして…我が家のスペース(広さ…2DK)を考えると,今一歩踏み込めない世界だ。
で,前からネットで見つけ欲しい欲しいと思っていた。
NASAがどうのこうの…といううんちくはどうでも良いが,昔コーヒー瓶で「巣作り」を観察したアリ(蟻)。
瓶側面に穴を掘ってくれなければ,「タダの黒い土」だったコーヒー瓶。
その内,忘れてしまい「蟻地獄」と化してしまったコーヒー瓶。
その蟻の巣が今は「3D(透明ゲル)」で観察できる。
欲しいヨ!
私:「(嫁さんに)蟻の巣が3Dで観察できるらしいんやけど…」
嫁さん:「…」
私:「NASAの技術が使われてるらしいねん…」
嫁さん:「~~~-y( -д-) 、ペッ」
私:「買っても良い?」
嫁さん:「(゚Д゚ )ハァ?いくらすんの?」
私:「3,000~4,000円ぐらい…」
嫁さん:「ヽ(`д´;)/」
断念せざるを得ませんでした。_| ̄|○
先日,ホームセンターコーナンへ買い物に行った際,「夏休みの自由研究」コーナーなるものがありそこで発見した。
「アリ伝説(日本動物薬品㈱)」
1,000円しない…。
こっ…これなら嫁さんの許可無く買える。
気が付くとレジに並んでいました。
で説明書もろくに読まずに,3種類の薬品と水をテキトウにぶっ込みゲル作成。
アレ?固まんねぇ…
まぁいっか!とアリを掴まえ投入。
ゲルに沈んでゆくアリたち…
これって?アリの死にゆくさまを観察するキット?
違います。水が多すぎたのでした。(゚Д゚ )水槽に線ぐらいひいとけヨ。
すぐさま,車を飛ばし一路コーナンへ。
今度は説明書を熟読し,無事完成。(薬品にも入れる順番がありました。)
アリを投入し,1日経ちました。(アリの種類不明)
でもこれ…凄い問題があります。
まずアリは同じ巣穴から集めなくては行けないこと。
このため,数を取るにはトラップ(砂糖とか)が必須になります。
観察には大きいアリの方が迫力がありますが,大きなアリはあまり群れが出来ない。(出来にくい?)
巣穴の真横に昆虫ゼリーを置いても2~3匹しか出てきません。
もたもたしている内に小さいアリたちが集まって来て,ウジャウジャになります。
(ただ巣作りは小さいアリの方が早いようです。)
そして一番の問題は…
こいつら異常に素早い。
出来ればゲルに異物(砂とか)入れたくないので,1匹ずつ入れようと思っても,1匹入れて次の奴を入れてる間に前の奴が出てきます。まとめて10匹ぐらい入れても一瞬で,半分以上出ます。
※室内で作業する時は注意。
そこで…
蓋にドリルで「つまようじ」と「アリの体」が通るくらいの穴を1個開けます。
掴まえて来たアリを水を張った桶に落とし(水を張った桶の真ん中に島を作っておくとアリが逃げなくて良い),1匹ずつ「つまようじ」ですくい上げ先ほどの穴から入れて行きます。
全部入れ終わったら,タイペスト紙でその穴をふさげば完成です。