2008年10月26日アーカイブ

エンジェル伝説 15 (15) (ジャンプコミックス)
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ふと昔大好きだった漫画を読んでいて思う。
ヤンキー（死語）を題材にした漫画って凄く多い。

男の人は大抵歳を重ねると…

俺も昔は悪だった！

という子供染みた自慢をしたがる生き物？の様です。
端から聞いてればどーでも言い話なんですが，何故か本人はご満悦だったりする。

私はたぶんと言うか絶対真面目な方だったと思います。
煙草を吸ったり，学生服を弄ったり，眉毛そり落としたり，そり込み入れたりして遊んだ事はありましたが，人を傷つけたり・喧嘩をしたりしたことは一度もありません。
交通事故で顔面に108針の傷が入っているので，見た目はちょっと怖いような気もしますが…

たぶん，本当に悪かった？人は「その時の自分自身に後悔していたりするので…」そー言う事は冗談でも言わないと思います。
自慢するのでは無く，反省や後悔で後に続く世代に「悪いことはよくない！」と教えてあげる事の方がよっぽど価値的で，現代社会の大人が担っている責任でもあると思います。

TVやメディアの影響もあり，何かそれが正しい事のような錯覚をしてしまいがちですが，楽をしたり逃げたりしていた事は必ず自分自身に返ってきます。親に心配をかけたり，他人に迷惑を掛けていた事をさも自慢気に話すことの無意味さ。

ドラマティックな生き方を人は欲するのかな？
駄目と言われればやる子供のようなもの？
言うことは聞かないけどやってる事は真似するみたいな…

でもその時は気が付かないんですよね。
努力しない（出来ない）愚かさ。

自分の事を「俺は馬鹿だから…」と言う人は自分の事を微塵も馬鹿だとは思っていません。
本当の馬鹿は自分の事を賢いと思っています。