2005年5月30日アーカイブ
学名:Prosopocoilus fabricei fabricei
生息地:東南アジア・ペレン島 他
体長:28.2~69.3mm
ノコギリクワガタの仲間で,最も美しいと称される一種。
綺麗な上翅は独特の色彩で,見るものを魅了する。
ペレン・バンガイのものが基亜種「fabricei」で,スラ諸島のものは亜種「takakuwai」となる。
fabriceiは「ファブリース」とか「ファーブリス」とか「ファブリーシ」とかみんな気ままに呼んでいる。
が…しかし
安価な割りに人気が無いのか流通量はあまり無く,案外入手困難?
基本的にマット産み,幼虫は他のノコギリと同じく発酵マット管理?
飼育は容易で大型も作出でき,外国産ノコギリの飼育入門種らしい…。
ムシキングでは人気急上昇中。
ダイオウヒラタクワガタ♀を産卵セットに投入しました。
元々WILD♀だったのと,以前1ヶ月程♂と同居させていたので今回は♀のみぶち込みました。
Q BOX20にDVマットを底3cm程固詰め。
エラフスホソアカクワガタでまったくダメだった産卵木を綺麗に洗い再セット。
上から材が完全に隠れるまでDVマットを手で押し固めました。(固くなり過ぎない程度に)
防ダニバイオパウダーを適当に追加。(写真の黒い奴です)
そこにゼリーと♀をセットし,廊下に放置。
スマトラにするか?ダイオウにするか?エラフスリベンジするか?オオクワ?ホーペイ?ぶっ込むか?悩んだのですが,子供(次男)の意見を尊重し今回はダイオウで再セットを組みました。
スマトラヒラタ♀×1,エラフスホソアカクワガタ♀×2(内1匹は瀕死),モーニッケノコギリクワガタ♀×1が宙ぶらりんなまま,放置されています。どうするべか?!
スマトラヒラタのカップリングに再度挑戦してみました。
こいつらどうしようも無いぐらい凶暴で,♂のアゴをどうするか悩み…
輪ゴム
で縛ってみました。(どっかのサイトに書いてあったので…)
で…
悪戦苦闘30分…やっと縛れた!と思ったら…
♂大暴れ
これでもか?というぐらい暴れまくり…暴れまくり…暴れまくり…
それにしてもこいつら上手いこと「前足」を使うんですね。
1~2分で見事に外されてしまいました...
で…
次は「輪ゴム」+「セロテープ」でリベンジ。ガッチリ固めました。
そしたら…
更に大暴れ,暴れまくり…
そのうち収まるだろうと思い♀投入。
暴れる♂に♀が近づいていったので…
「お!」
と思った瞬間。♀が♂に…
噛みついた!
ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!! ノーマークだったよ!それは…お前!
慌てて…水ぶっかけて外しましたが,もうこいつらにはお手上げ(降参)です。
エラフスホソアカクワガタの産卵セットを割出ました。
てっきり死んだと思っていた♀2匹が生存...内1匹は瀕死。
産卵木は囓った形跡ゼロ。
念のためマットも探してみましたが,まったく全然…居ませんでした。
♀2匹…こいつらどうしようか?
産卵木はダイオウヒラタに使い廻してみます。